スパイダーマン2

というわけで、見てきました。一人で。ええいうるさい! ほっとけ! 前の席の女子高生二人組がひそひそと僕の悪口を言ってるなんて被害妄想抱いてません! くそ、顔と顔を近づけてにやにやしながら喋るんじゃない! 見るな! 僕を見るなぁぁぁぁぁっ!
……失礼、お見苦しいところをお見せいたしました。気を取り直して、感想です。
前作から二年後という設定の今作では、主人公であるパーカー君ことスパイダーマンが幼なじみでもあり、最愛の人でもあるメリー・ジェーンにフラれたり、スパイダーマンになって活躍しても何も報われなかったり、報われるどころか親友のハリーには憎まれたりと、いきなりヘビーな鬱展開です。そして、やっぱり悩むわけです。悩みまくるわけです。でも、なかなか答えは出てきません。そんな中、近所の子供やメイおばさん、ニューヨークに住む人々がスパイダーマンを求める声を聞いて、悪党に立ち向かう決意をするパーカー君に、僕は漢を見ましたよ。アクションシーンは前作よりもスピード感に溢れていましたし、いやはや、今回も楽しませていただきました。次回への『引き』もありましたし、元から三部構成で考えられていた作品らしいですので、是非ともスパイダーマン3は集大成と呼ぶにふさわしい作品に仕上げていただきたいですね。
今から楽しみだなぁ。