光と闇を隔てる壁

 そろそろ冬コミに備えて企業ブースやサークルをチェックしないとなぁと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。イメージトレーニングも忘れないように。
 さて、そんな今日、バイト先でチラシを配っていたときの話。
 いつものように気怠くチラシを配っていると、歩けるようになって間もないと思われる子供と手を繋いで歩くその子の両親が僕に近づいてきました。そして、あと少しで手が届く範囲まで来ると繋いでいた手を離し、子供だけが僕のそばまで来て、チラシを受け取りました。その様子を見たその子の両親は「良かったね」「よく出来た」と笑顔でその子を褒め、また手を繋いで去っていきました。
 きっとああいう家庭で育った子は幸せになれるんだろうなと思ったら、ふいに泣きそうになりました。多分、木枯らしが目に凍みたんだと思います。