111時間目 めくるめく楓忍法!!

 いつものように連載ネタバレしてますよ! 単行本派は注意!
 時間軸的には104話のラストシーン。クウネルに破れたコタローを修行に誘うシーンの回想で、楓が「拙者も修行中の身なれば勝つことはまず不可能」とコタローを諭す。「楓姉ちゃんが? まさか……」と疑問を口にするコタローだが、楓は言う。「落ち着いたら拙者の試合を見に来い、コタロー。拙者も敵わぬながらも、お主が敗れた仕組みくらいは分かるかも知れぬぞ」そして、コタローが見つめる中、楓VSクウネルの試合が始まる。
 試合開始直後、コタローを破ったクウネルの攻撃が楓に炸裂する。しかし、楓は傷一つ負うことなく、反撃を開始する。クウネルを押していく楓。そしてついに大きな一撃をクウネルにくらわせるが、クウネルはまったくの無傷。それにより、楓はクウネルが実は幻影であることに気付く。ここでクウネルは本体が3〜4km程離れた場所にあることを明かしますが、経歴が図書館島司書となっていることを考えれば、やはりクウネルは図書館島のドラゴンがいた先にいるのでしょうか。
 一方、タカミチ救出チームは地下下水道まで来るも、美空がとことんやる気ナッシング。明日菜のツッコミも厳しくなる。そんな明日菜を見て、刹那は「私も棄権してついて行きます」と申し出るが、明日菜は「エヴァちゃんに言ったでしょ、剣も幸せもって。棄権なんかしちゃダメだよ」と自分の代わりにネギをぶん殴ってくるよう刹那に託す。それでも食い下がる刹那の背後から登場したのは、なんと高音・D・グッドマン! まさかこんな形で再登場するとは! しかもやる気マンマンです! しかし、そんな高音に対し、明日菜は「あの人、また脱げそう……」と不安に思う。いや、まあ、きっとまた脱げるんでしょうけどね。こうして明日菜・美空・愛衣・高音・ココネの五人によるタカミチ救出作戦がスタートした!
 場面は戻って楓VSクウネルの試合。いよいよこのトンデモバトルも佳境に入ってきました。クウネルも楓も一歩も引かないガチバトル。決勝戦でネギに用があるクウネルは「メール投票にでもなって負けてしまっては元も子もありません……仕方ありませんね」と言ってローブの袖口から出したのは、なんとパクティオーカード! いったいどんなアーティファクトが飛び出してくるのか!? というところで、今週は終了です。
 クウネルがパクティオーカードを出した瞬間、『ナギとクウネルがパクティオーパクティオーの儀式にはキスをしなければならない→クウナギハァハァ』と思った腐女子がいったい何人いるんだろうなぁと思いましたが、瞬時にこんなことを考えつく僕もどうかと思いました。