小説

電波的な彼女 〜幸福ゲーム〜

このシリーズも今作で第三作目です。 相変わらず陰鬱な空気が漂ってますし、主人公は鬱屈してるくせに行動力があってやたらとモテますし、物語上の犯人とも言うべきキャラはかなり狂ってます。今回は特にその狂気っぷりが上手く描かれていたと思います。ラス…

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

いや、ちょっと、これ、すげぇわ。生々しくて、黒くて、救いようがなくて、力強くて、心を揺さぶられる作品でした。

キノの旅 第3巻

嗚呼、心が洗われるとはまさにこのことです。今回も独特なその童話的世界を堪能させて頂きました。 今回のお気に入りは『差別を許さない国』ですね。このなんとも人間味に溢れた登場人物たちにぞくぞく来ます。

灼眼のシャナ 第6&7巻

んー、に、人間ドラマ! いやはや、人々が錯綜する姿は楽しいですね。人々が葛藤する姿はいつも僕を魅了してやみません。特に今回輝いていたのは佐藤&田中のコンビですね。誰が何と言おうと、僕は一押ししますよ! しかも次回以降の伏線がかなり散りばめら…

灼眼のシャナ 第5巻

今回はシャナの過去、フレイムヘイズになった当時の話です。 過去の話とはいうものの、これからの展開のための伏線的な話ですね。色々な人物名や組織名が出てきましたし、いよいよ楽しくなりそうです。で、肝心の話の方は、ちょっと駆け足気味かなぁとは思い…

灼眼のシャナ 第3&4巻

二冊で一つのストーリーなので、今回は一挙に。 相変わらず活劇&ラヴコメが素晴らしいのですが、その素晴らしさの一因を担っているのは間違いなくキャラの魅力でしょう。特に脇役が光ってますね。池と吉田のそれぞれが思い悩み、衝突する様とか、マージョリ…

キノの旅 第2巻

いやはや、やはり何とも沁みますね。割と短めの話が僕好みかも。今回だと『過保護』とか『絵の話』あたりですね。 うう、おかげで少々寝不足です。

灼眼のシャナ 第2巻

良いラヴコメでした。以上。 うるせぇ! ベタベタなラヴコメが好きで悪いか! 文句あんならかかってこいや! 逃げ足には自身あんぞコラ! あ、でもラヴコメだけじゃなくなってきた気もします。先がどうなるのかちょっと楽しみかも。

灼眼のシャナ

良いラヴコメでした。以上。 正直、こんなベタベタなラヴコメは読み飽きてるんですが、いとうのいぢさんのイラストが好きですので、まあ、気が向いたら続きを読んでみます。

キノの旅

前々から読もうとは思っていたんですが、今日になってやっと読みました。 短編連作形式なんですが、どの話も読んだ後にすっきりしないというか、心に何かがひっかかるような、そんな話ばかりで、心に残る話とはこういうものだなぁとしみじみ思いました。 こ…

撲殺天使ドクロちゃん 第4巻

相変わらず面白いですね。編集さんはこの仕事してて本当に楽しいんだろうなぁ。これからもどんどんおかゆさんや他の作家さんたちをいじっていただきたいです。

永遠のアセリア 上・中・下巻 ハーヴェストノベル

Xuseスレでちょっと話題になって、気になったので一気に買ってしまいました。 いやはや、買った価値は十分にありましたよ。アレンジを加え、かといって作品の魅力を壊すことなく、しっかりとノベライズされていて、非常に良かったです。ゲーム本編をプレイし…

バイトでウィザード 流れよ光、と魔女は言った

前々から読んでみようかなぁとは思っていましたが、あまり良い噂を聞きませんでしたので敬遠していましたが、ちょうど値段分のサービス券がありましたので買ってみました。 で、早速読んでみましたが……確かにこれじゃ良い噂が流れないなぁ。悪い意味でキャラ…

先輩とぼく2

続けて、読んだ本その2です。 前作に比べると、ちょっとパワーダウンかなぁ。まあ、続編が出るなんて作者は思いもしなかったはずですから、仕方ないと言えば仕方ないんですけどね。 長い目で見守ります。

先輩とぼく

というわけで、読んだ本その1です。 いやぁ、久々に良質なラヴコメを読みました。ラヴコメとはまさにこのことですよ。登場人物が皆すごくキャラが立っていて、僕好みでした。 今後に期待したいですね。

よくわかる現代魔法 ガーベージコレクター

よくわかる現代魔法シリーズの第二巻。本日はこれで締めです。 第一巻を読んだときは、正直いまいちだなぁと思いましたが、化けましたね。書き方も主役であるこよみを中心として描いていくものから群像劇的な描き方に変わっていて新鮮でした。以前どこかでこ…

涼宮ハルヒの消失

というわけで、早速読んでしまいました。 いやぁ、今回は心が震えました。先の展開が読めないドキドキ感。主人公であるキョンの不安、葛藤、そして決断。カタルシスとはこのことですね。それに加えてハルヒや長門の可愛いこと可愛いこと。いやはや、堪能させ…

涼宮ハルヒの退屈

懲りずに読むぜ! 涼宮ハルヒシリーズ! 今日は第三巻だ! まあ、第三巻とはいうものの、中身はザ・スニーカーに掲載された三作品+書き下ろし一作品です。作中の時系列では『憂鬱』と『溜息』の間の話になりますね。しかもあとがきによれば、この本の短編の…

涼宮ハルヒの溜息

というわけで、積ん読崩しの一環のトップバッターは涼宮ハルヒシリーズ第二巻であるこの本です。 作中に出てきた単語で簡潔に感想を述べると、カタルシスがない、といったところですね。読んでて退屈でしたし、ラストも投げっぱなしでしたし、はっきり言って…

R.O.D第九巻

クライマックスに向けて盛り上がって参りました! 個人的には中盤のドレイクとナンシーの掛け合いと後半のドニーと読子のいちゃつきっぷりが好きですね。つーか読子ってこんなに可愛かったっけ? あと、何だか倉田英之氏の文章が前の巻よりも読みやすくなっ…